Raspberry Pi3にUbuntu Mateを入れてみました。(Ubuntu 14.04を使用)
環境を準備するまでの一通りをメモっておきます。
1.インストール
2.黒枠対策
3.日本語入力
4.フォルダの英語表記化
5.SSHを有効にする
6.VNC接続
7.lighttpd(サーバー)のインストール
インストール
以下からubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img.xzをダウンロード
https://ubuntu-mate.org/raspberry-pi/以下を実行
$ sudo apt-get install gddrescue xz-utils
$ unxz --verbose ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img.xz
$ sudo ddrescue -D --force ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img /dev/mmcblk0
~2016/6/5 追記~
コマンドでなくてもディスクで初期化した後に上記イメージをリストアでもいけます。
http://desktop-linux.namakemono345.com/raspberry-pi3-wifi/
黒枠対策
画面のまわりに黒枠ができて小さい状態になってました。
config.txtで以下の2つを実施することで回避できました。
$ sudo vi /boot/config.txt
①hdmi_group, hdmi_mode の先頭の ”#” を外して、
hdmi_group=2
hdmi_mode=82
②以下の4つがコメントアウトになっていたのではずす
overscan_left=0
overscan_right=0
overscan_top=0
overscan_bottom=0
[参考]
http://edgewalk.wp.xdomain.jp/?p=370
キーボードの日本語化
配列が日本語キーボードではなかったので”キーボードの設定”
でレイアウトで”日本語”を追加し、型式を”PC-98xxシリーズ”に変更。
これで再起動したら”半角”を押すことで日本語入力もできた。
設定->ユーザー向け->言語サポート
インストールがでてきたらインストールする。
“システム全体に適応“をクリックし再起動。
キーボード入力に使うIMシステムがfcixになっていれば再起動
システム->その他->fcixの入力メソッドを確認し、”Mozc“の記載がなければ再起動する。
キーボードの設定のレイアウトでキーボードの形式を”日本語(PC-98xxシリース)にする。
フォルダの英語表記化
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
※Bluetoothのローカルサービスの転送のフォルダは自動で変わらないので、
自分でDownloadに変更が必要。
Raspberry Pi Information
・Resize
WelcomeのRaspberry Pi InformationでResizeをクリック。
これによりSDカードの空領域も使えるようになる。
・X11をEnable
$ sudo graphical enable
・kernel update
sud rpi-update
SSHを有効にする
$ sudo apt-get install raspi-config
$ sudo raspi-config
メニューから"Advanced Options" を選択し、
SSHを選択し、Enable。
これでSSHで繋がるようになった。
VNC接続
$ sudo apt-get install tightvncserver
$ tightvncserver
password: raspberry
$ sudo vi /etc/init.d/vncboot
$ sudo chmod 755 /etc/init.d/vncboot
$ sudo update-rc.d vncboot defaults
$ sudo reboot
$ ps -ef | grep tightvnc | grep -v grep
// ポートがListenしているかの確認
$ netstat -nlt
// 5901でLISTENしている。
ホスト側からRemminaでIP:5901で接続する。
すでにターミナルが立ち上がっているのでRaspberry PI側にて自動起動するプログラムにてTildaのチェックを外しておく。
vncbootは以下。
#! /bin/sh
# /etc/init.d/vncboot
USER=pi
HOME=/home/pi
export USER HOME
case "$1" in
start)
echo "Starting VNC Server"
#Insert your favoured settings for a VNC session
su $USER -c '/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1920x1080 -depth 24'
;;
stop)
echo "Stopping VNC Server"
su $USER -c '/usr/bin/vncserver -kill :1'
;;
*)
echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"
exit 1
;;
esac
exit 0
lighttpdのインストール
$ sudo apt-get -y install lighttpd
// ドキュメントルートやポートを変える場合は以下のファイルを編集
$ sudo vi /etc/lighttpd/lighttpd.conf
// lighttpdが起動しているかの確認
$ ps aux | grep [l]ighttpd
www-data 9905 0.1 0.3 5472 3212 ? Ss 21:06 0:00 /usr/sbin/lighttpd -D -f /etc/lighttpd/lighttpd.conf
とlighttpd.confがプロセスであれば起動している。
別のPCから[http://IPアドレス:80]でアクセスでき、以下の画面が表示されればOK。
念のため、再起動し、同様にアクセスできるかを確認しておく。
(とりあえず何も設定しなくても自動起動してます。)
“`
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