2016年5月2日月曜日

Raspberry PI3にubuntu mateを入れてみる

Raspberry PI3にubuntu mateを入れてみる

Raspberry Pi3にUbuntu Mateを入れてみました。(Ubuntu 14.04を使用)
環境を準備するまでの一通りをメモっておきます。

1.インストール
2.黒枠対策
3.日本語入力
4.フォルダの英語表記化
5.SSHを有効にする
6.VNC接続
7.lighttpd(サーバー)のインストール

インストール

  1. 以下からubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img.xzをダウンロード
    https://ubuntu-mate.org/raspberry-pi/

  2. 以下を実行

$ sudo apt-get install gddrescue xz-utils
$ unxz --verbose ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img.xz
$ sudo ddrescue -D --force ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img /dev/mmcblk0

~2016/6/5 追記~
コマンドでなくてもディスクで初期化した後に上記イメージをリストアでもいけます。

http://desktop-linux.namakemono345.com/raspberry-pi3-wifi/

黒枠対策

画面のまわりに黒枠ができて小さい状態になってました。
config.txtで以下の2つを実施することで回避できました。

$ sudo vi /boot/config.txt

①hdmi_group, hdmi_mode の先頭の ”#” を外して、
  hdmi_group=2
  hdmi_mode=82

②以下の4つがコメントアウトになっていたのではずす     
  overscan_left=0
  overscan_right=0
  overscan_top=0
  overscan_bottom=0

[参考]
http://edgewalk.wp.xdomain.jp/?p=370

キーボードの日本語化

配列が日本語キーボードではなかったので”キーボードの設定”
でレイアウトで”日本語”を追加し、型式を”PC-98xxシリーズ”に変更。
これで再起動したら”半角”を押すことで日本語入力もできた。

設定->ユーザー向け->言語サポート
インストールがでてきたらインストールする。
システム全体に適応“をクリックし再起動。
キーボード入力に使うIMシステムがfcixになっていれば再起動

システム->その他->fcixの入力メソッドを確認し、”Mozc“の記載がなければ再起動する。

キーボードの設定のレイアウトでキーボードの形式を”日本語(PC-98xxシリース)にする。

フォルダの英語表記化

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

※Bluetoothのローカルサービスの転送のフォルダは自動で変わらないので、
 自分でDownloadに変更が必要。

Raspberry Pi Information

・Resize
WelcomeのRaspberry Pi InformationでResizeをクリック。
これによりSDカードの空領域も使えるようになる。

・X11をEnable

$ sudo graphical enable

・kernel update

sud rpi-update

SSHを有効にする

$ sudo apt-get install raspi-config
$ sudo raspi-config
メニューから"Advanced Options" を選択し、
SSHを選択し、Enable。
これでSSHで繋がるようになった。

VNC接続

$ sudo apt-get install tightvncserver
$ tightvncserver
 password: raspberry
$ sudo vi /etc/init.d/vncboot
$ sudo chmod 755 /etc/init.d/vncboot
$ sudo update-rc.d vncboot defaults
$ sudo reboot
$ ps -ef | grep tightvnc | grep -v grep
// ポートがListenしているかの確認
$ netstat -nlt
// 5901でLISTENしている。

ホスト側からRemminaでIP:5901で接続する。
すでにターミナルが立ち上がっているのでRaspberry PI側にて自動起動するプログラムにてTildaのチェックを外しておく。

vncbootは以下。

#! /bin/sh
# /etc/init.d/vncboot

USER=pi
HOME=/home/pi

export USER HOME

case "$1" in
 start)
 echo "Starting VNC Server"
 #Insert your favoured settings for a VNC session
 su $USER -c '/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1920x1080 -depth 24'
 ;;

 stop)
 echo "Stopping VNC Server"
 su $USER -c '/usr/bin/vncserver -kill :1'
 ;;

 *)
 echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"
 exit 1
 ;;
esac

exit 0

lighttpdのインストール

$ sudo apt-get -y install lighttpd
// ドキュメントルートやポートを変える場合は以下のファイルを編集
$ sudo vi /etc/lighttpd/lighttpd.conf
// lighttpdが起動しているかの確認
$ ps aux | grep [l]ighttpd
www-data  9905  0.1  0.3   5472  3212 ?        Ss   21:06   0:00 /usr/sbin/lighttpd -D -f /etc/lighttpd/lighttpd.conf

とlighttpd.confがプロセスであれば起動している。
別のPCから[http://IPアドレス:80]でアクセスでき、以下の画面が表示されればOK。
念のため、再起動し、同様にアクセスできるかを確認しておく。
(とりあえず何も設定しなくても自動起動してます。)

enter image description here
“`

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